宅配買取による着物買取の流れや注意点を徹底解説!!!

「着物買取してもらいたいけど査定員に自宅に来てほしくない」
「人と話すのが苦手」
「営業を受けるのが面倒」
このような人に人気のある着物買取方法が宅配買取です。
そこでこの記事では、宅配買取の流れや注意点について解説します。

着物買取の宅配買取を行う流れについて

着物買取の方法の一つである宅配買取は基本的に以下のような流れで買取が行われます。

1.公式サイトから宅配キットの申し込み
着物買取業者の公式サイトから宅配キットの利用を申し込みます。
基本的に宅配キットは無料でもらえ、1~3日程度で自宅に届きます。

2.買取依頼書や着物を宅配キットのダンボールに梱包する
宅配キットに同封されている買取依頼書に必要事項を記入し、宅配キットで送られてきたダンボールに買取依頼書と着物を入れて梱包します。

3.買取業者のマイページにログインして集荷依頼、本人確認書類や振込口座登録
買取業者のマイページにログインして集荷依頼すれば宅配業者が集荷に来てくれます。
またマイページから本人確認書類をアップロードしたり振込口座を登録する必要があります。

4.査定結果確認~振込
査定が完了したらマイページにその旨が表示されるので査定結果に納得できたら同意してお金を振込してもらいます。

宅配買取による着物買取の注意点

宅配買取による着物買取は以下のような注意点があります。

・着物は「たとう紙」で包んで畳んで梱包する
着物はシワや汚れによって査定価格が下がってしまいます。
シワや汚れを防ぐために、たとう紙で着物を包んで丁寧に畳んで梱包しましょう。

・着物買取キャンセル時の返送料金に注意
宅配買取の配送料は無料にしている着物買取業者は複数あります。
一方、買取キャンセル時の返送料金まで無料にしている買取業者は「KOMEHYO」など少数の業者しかありません。
利用する業者のキャンセル時の返送料金が有料か無料かしっかりチェックしましょう。

着物買取の際によくある不安点の対処法を知っておこう!

着物買取は初めてだ、以前着物買取で失敗しているなどの理由で色々な不安点があるという方もいるのではないでしょうか。特に初めての方などは、そもそもどんな心配ごとがつきものなのかも分からないという方もいるかもしれません。ここでは、着物買取の際によく聞かれる不安点とそれらの対処法などについて紹介していきます。

キャンセルしたいができないのではないかという不安が最も多い心配事の一つ!

着物買取について様々な不安点を耳にしますが、その中でも最も多いものの一つに買取をキャンセルしたいがさせてもらえないのではという心配事があります。特に、自宅に査定士が来るタイプの出張買取を中心に、いわゆる押し買いの被害も少なくありません。出張買取に限らず、店舗に行く場合にも必ず複数の人数がいる状況を作ることや相手に一方的にしゃべらせないこと、査定士の顔と名前が紹介されている業者を選ぶなどの対処をしましょう。また、宅配買取に関してもキャンセルできないと書かれているのを見落としてトラブルになるケースも見られるので、必ずFAQコーナーの確認もする必要があります。

あまり知識がないのをいいことに不当に安い値を付けられないか?

また、こちらが着物の相場についてあまり知らないのをいいことに、本来の価値よりも不当に安い値をつけられてしまわないか心配だという声もあります。それを防ぐためにはまず、できるだけ着物専門の査定士がいるような所を選ぶことが大事です。一般的なリサイクルショップなどには着物専門の査定ができるスタッフがいない可能性があり、そもそも価値が分からずマニュアル通りで安い値をつけられたり買取不可になる可能性もあります。自身である程度の知識をつけておくことも大事で、そのために最も有効な方法が複数業者の見積をとることです。これにより不当に安い値をつけている業者が分かるので、今後利用する際の選択肢から外すこともできます。インターネット上でも大まかな着物の種類ごとの相場を紹介しているサイトも少なくないので、それらも複数確認して大体の平均値を知っておきましょう。

ホームページなどに記載されているサービスは本当なのかという不安点も!

その他、ホームページなどに記載されている出張料無料などのサービスはどんな場合でも受けられるものなのかという不安点も少なくないようです。実際、そうした手数料などが無料と書かれていながら、遠方で例外だとして出張料を取られたなどの口コミも見受けられます。また、1着だけなど少ない量の出張査定を拒否されたなど、様々なサービス面でのこんなはずではなかったという実例もあります。実際の口コミや比較サイトなどの情報に加え、ホームページなどにどんなサービスがどういった条件であれば受けられるのかということが、分かりやすく記載されているかも重要なチェックポイントです。特に悪徳といわれる業者はそうした点をあえてぼかして記載する所も多いため、検索の段階で見極められる可能性もあります。

シミや汚れのある着物買取対応業者でも買取してもらえない場合がある理由などを解説!

「シミや汚れのある着物を買取してくれるはずなのに自分はしてもらえなかった。」
「シミや汚れのある着物を複数買取してもらったけど値段がそれぞれ全然ちがった。」
このようなシミや汚れのある着物に関する口コミがしばしば見受けられます。
この記事では、なぜ買取対象にしているはずのシミや汚れがある着物を買取してもらえない場合があるのか、なぜ値段が大きく変わるのかについて解説します。

シミや汚れや臭いが酷すぎる場合は値段がつかない

着物買取業者では、シミや汚れのある着物でも着物買取している場合があります。
これは着物の綺麗な部分を使って小物にリメイクするなどの活用方法がその業者にあるからです。

それにもかかわらず、買取してくれない場合があるのはシミや汚れ、或いは臭いが酷すぎるからです。
リメイクすることすらできないほどにシミや汚れがある場合やクリーニングしても落ちないレベルの臭いがある場合は活用方法がないので値段がつきません。

シミや汚れの濃度・大きさや部位によって値段は大きく変わる

一概にシミや汚れのある着物と言っても、それぞれの着物の汚れ具合はバラバラです。
シミや汚れの濃度・大きさや部位がそれぞれの着物によってちがうから値段にも大きな違いが生まれます。

まず、濃度・大きさです。
業者がクリーニングすれば落ちる程度の薄い小さなシミや汚れの場合は買取価格が高めになりますし、着物としては使えないリメイクするしかないレベルの濃い大きなシミや汚れの場合は値段が大きく下がります。

次にシミや汚れの部位です。
着物の裏側の場合は比較的高めの価格で買取してくれますが、着物表面にシミがついてる場合は目立つので減額率が高くなってしまいます。